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更新日: 2025年12月15日

楽天ギフトカードの仕様変更内容!買取に出す時の注意点を紹介

楽天ギフトカードは、2025年12月15日(月)に仕様変更されました。

この仕様変更は、楽天ギフトカードを買取に出していた方にも影響します。

そこで本記事では、仕様変更の内容をはじめ、楽天ギフトカードを買取に出すときの注意点や、買取率の高いギフトカードを紹介します。

1.楽天ギフトカードの仕様変更内容(2025年12月15日〜)

楽天ギフトカード 仕様変更

画像出典元:楽天キャッシュ公式

楽天ギフトカードは、2025年12月15日より仕様が大幅に変更されました。

今回の変更点は「受け取り金額の3%減」と「販売タイプの見直し」の2つです。

変更前変更後
受け取り金額販売金額と同じ販売金額から3%減
金額タイプ・金額固定(3種類)
・バリアブル
・金額固定(6種類)

バリアブルタイプ(1,500円〜50,000円)は廃止され、代わりに金額固定タイプは6種類に拡大しました。

仕様変更後の楽天ギフトカード販売額

販売金額楽天キャッシュ
(受け取り金額)
1,500円1,455円
3,000円2,910
5,000円4,850円
10,000円9,700円
20,000円19,400円
30,000円29,100円

変更前は「買った金額=楽天キャッシュ」としてそのまま利用できましたが、仕様変更後は一律3%減となり、実質的な「値上げ」と言える内容です。

自分で利用するときはもちろんですが、買取に出す場合にも注意が必要です。

2.仕様変更後の楽天ギフトカードを買取に出すときの注意事項

今回の仕様変更で楽天ギフトカードの「受け取り金額が3%減」になりましたが、買取に関する基本ルールは以前と同じです。

一方で、受け取り額が減った影響で、買取率が調整される可能性があります。

以降では、楽天ギフトカードを買取に出す際の注意点を紹介するので確認しておきましょう。

2-1 買取率は販売金額が基準

楽天ギフトカードの買取率で基準となるのは、あくまでも「販売価格」です。

受け取り金額が変わっても、買取の計算は

販売金額が基準となり、今までと同じです。

一般的な楽天ギフトカードの買取率(87%前後)を元に、買取価格を計算してみましょう。

計算例

販売金額買取率買取価格
10,000円87%8,700円
20,000円17,400円
30,000円26,100円

なお、受け取り額が減った分、今後の買取率は3%前後調整される可能性があります。

楽天ギフトカードを売却予定の方は、最新の買取率を必ず確認してから申し込みしましょう。

楽天ギフトカードの売却には、買取サイトが利用されるケースが多いです。

2-2 現金購入品は買取対象外

楽天ギフトカードはコンビニで購入できますが、現金で購入したものは買取対象外です。

これは、詐欺やマネーロンダリングなどによる不正入手品の買取を防ぐために、買取業者が現金購入品の買取を受け付けていないからです。

一方で、以下の電子マネーで購入したものであれば、買取に出すことができます。

  • nanaco(セブンイレブン)
  • ファミペイ(ファミリーマート)
  • ミニストップ(WAON)

買取時には、購入時のレシート画像の提出が求められることがあるので、忘れずにもらっておきましょう。

2-3 中古品は買取対象外

楽天ギフトカードは、コンビニ以外にもオークションサイトや売買サイトで購入することもできます。

しかし、買取業者で買取してもらえるのは、新品の楽天ギフトカードのみ。

オークションサイトや売買サイトで購入したギフトカードは「中古品」扱いとなり、買取してもらうことはできません。

2-4 【ファミマ】1と5と0のつく日のポイント還元対象外

ファミリーマートでは「1と5と0のつく日」にファミペイでPOSAカードを購入すると、ファミペイボーナスが1.5%還元されます。

しかし、楽天ギフトカードはこのポイント還元の対象外。

通常購入分の「0.5%」の還元はされますが、他のPOSAカードとは異なり、「1と5と0のつく日」に購入してもお得にはならないので注意しましょう。

次で紹介する「Appleギフトカード」であれば、上記の対象期間にファミペイで購入すると1.5%還元されます。

2-5 コード番号が10桁から17桁になった

楽天ギフトカードのコード番号は、仕様変更前は10桁でした。

仕様変更後は17桁に増えたので、買取に出す場合は桁数を間違えないように注意しましょう。

買取サイトによっては、桁数が異なるコードはエラーや再提出の原因になるため、入力前に必ず確認しておきましょう。

3.楽天ギフトカードより高く売るならAppleギフトカードがおすすめ

楽天ギフトカードは、仕様変更の影響で今後の買取率が下がる可能性があります。

そのため、換金目的の場合、仕様変更前ほどの買取率は期待しにくいので注意しましょう。

一方で、Appleギフトカードは買取率が高く、購入時のポイント還元も充実しているため、楽天ギフトカードよりお得に売りたい方におすすめです。

以降では、なぜAppleギフトカードの方が換金向きなのか、その理由を詳しく解説します。

3-1 Appleギフトカードは換金率が高い

Appleギフトカードの方が、楽天ギフトカードよりも10%前後高い換金率になるケースが多くみられます。

各ギフトカードの買取相場

楽天ギフトカードAppleギフトカード
買取相場77〜87%80〜95%

さらに、Appleギフトカードは買取サイトを使えば平均30分程度で現金にできるので、急いでいる時の換金にもおすすめです。

人気の買取サイトは、以下の記事でも紹介しているのでご覧ください。

ちなみに、楽天ギフトカードはコンビニでしか買えませんが、Appleギフトカードならオンラインからも購入可能です。

デジタルタイプなので、5分もあればEメールで届くことが多く、すぐに必要な時にも最適です。

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3-2 コンビニで使える決済方法は同じ

楽天ギフトカードを購入していたコンビニで、Appleギフトカードも購入できます。

しかも、購入時に使える決済方法も全く同じ。

そのため、電子マネー決済を使いたい方や、ポイント還元を受けながら購入したい方にも、Appleギフトカードはおすすめです。

3-3 ポイント還元率を比較

楽天ギフトカードとAppleギフトカードの、購入時に得られるポイント還元率を比較しました。

販売場所楽天ギフト
カード
Appleギフト
カード
楽天市場取り扱いなし2.0〜18.0%
ミニストップ最大3.0%最大3.0%
ファミマ最大2.0%最大3.5%
セブンイレブン0.5%0.5%

ポイント還元率の高い楽天市場で購入できたり、ファミマの1.5%ポイント還元の対象になることから、Appleギフトカードの方がポイントを獲得しやすいと言えます。

さらに、Appleギフトカードは買取率も高いため、換金目的の場合はAppleギフトカードの方がより有利です。

楽天市場で最大18.0%還元受ける方法
(※クリックで表示)
  • 「楽天カード」など楽天サービスのSPUを活用する
  • お買い物マラソンなどキャンペーン時に購入する

※Appleギフトカードのみ購入可能

ミニストップで最大3.0%還元受ける方法
(※クリックで表示)
  1. 還元率の高いクレジットカードで「JAL Pay」にチャージする(最大1.5%)
  2. 「JAL Pay」から「Apple PayのWAON」にチャージする(最大0.5%)
  3. ミニストップで「Apple PayのWAON」で楽天ギフトカード or Appleギフトカードを購入する(最大1.0%) </aside>
ファミマで最大3.5%還元受ける方法
(※クリックで表示)
  1. 還元率の高いJCBカードで「ファミペイ」にチャージする(最大1.5%還元)
  2. 「1と5と0が末尾につく日」に「ファミペイ」でAppleギフトカードを購入する(1.5%+0.5%還元) ※楽天ギフトカードは対象外 </aside>
セブンイレブンで最大0.5%還元受ける方法
(※クリックで表示)
  1. セブンカードプラスで「nanaco」にチャージする(0.5%還元)
  2. セブンイレブンにて、「nanaco」で楽天ギフトカード or Appleギフトカードを購入する(ポイント還元なし) </aside>

4.楽天ギフトカードに関するよくある質問

楽天ギフトカードに関するよくある質問をまとめました。

これから購入を予定している方は、確認しておきましょう。

ひとつずつ回答します。

Q:楽天ギフトカードはクレジットカードで購入できる?

A:直接は買えませんが、電子マネーを経由すればクレジットカードで購入可能です。

楽天ギフトカードは、セブンイレブンではnanaco、ミニストップではWAON、ファミマではファミペイというように電子マネーで購入できます。

この電子マネーのチャージをクレジットカードで行えば、結果的にクレジットカードで支払った形となります。

Q:楽天ギフトカードのデジタルタイプは購入できる?

A:販売自体されていないので購入できません。

AppleギフトカードやAmazonギフト券などのPOSAカードであればデジタルタイプも取り扱っていますが、楽天ギフトカードにはデジタルタイプがありません。

そのため、購入できるのはカードタイプのみです。

Q:楽天ギフトカードは販売終了した?

A:していません。

2025年12月15日の仕様変更に伴い、それまでの期間は一時的に販売を停止していました。

その後は、以前と同様にミニストップなどのコンビニで購入可能です。

バリアブルタイプは、仕様変更前の2025年11月18日をもって販売終了しています。

【まとめ】楽天ギフトカードの仕様変更後はお得度は下がる

楽天ギフトカードは仕様変更後、受け取り金額が一律3%減となりました。

そのため、ポイント還元を受けながら自分用に購入する場合、以前よりお得度が下がります。

買取に出す場合、バリアブルタイプの販売がなくなっていたり、楽天ギフトカードの買取率が見直しされる可能性があるので注意しましょう。

お得に売却したい場合は、Appleギフトカードもおすすめです。